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2008年 07月 15日
日曜日。
船越康弘さんの講演会へ。 知る人ぞ知る船越さん。 自然食や、自然なお産、私が参加している「自然育児友の会」・・・こういうところに興味があったり、関わっている人たちの中では、超有名人だ。 船越さんは、岡山にある民宿「わら」のご主人で、「重ね煮」という調理法を提唱されている。 その船越さんが、うちから自転車で行ける距離で、講演会をしてくださるという。 もう、前からとっても楽しみにしていた。 ゆるゆるになっている食生活に、船越さんのお話を聞いて、またキリリと台所へ向かう気持ちになるぞと講演会に向かったのだが、 そこで繰り広げられたのは、 子育てや、食べ物を通じての環境の話、総じて、人生そのもの話。 唾を飛ばしまくりで、関西弁も混じったり、身振り手振り、ギャグも沢山。 私の想像していた「船越さん」とは、全然違って、驚いた。 明るく楽しく、グングン話しに引き込まれ、あっという間の2時間でした。 まず最初の子育ての話。 3人のお子さんがいらっしゃるそうだが、可愛くて愛しくて「学校なんていかんでええ!」って心から思っていたそうだ。 「生まれてきてくれただけで、パーフェクト!!」 「そこにいてくれるだけで、素晴らしい」 とも。 心からそう思って、そう語りかけてきたから、 お子さんたちは自分の意思で「学校へ行きたい!」「自分が、学校へ行きたいから行く」選択をしたそうだ。 ・・・私も、長女や次女、生まれてきてくれたときは、「それだけで素晴らしい」って実感してたはずなのに、そして、今も、頭の奥ではわかっているはずなのに、 いろいろ注文をつけてるよなあ・・・ 特に長女に。 帰りの自転車で、「お姉ちゃん、お母さんはほんっとに、君の事大事だよ~」と、 言わずにはおれなかった。 後ろの座席に座っていた長女、私の背中にホッペをくっつけて、嬉しそうだったな。 そして、後半、私がもっとも印象に残った話。 うまく省略できないので、「わら」のHPから抜粋↓ 「自然界にもし意志があるとすれば、それは、この世界に存在する全ての命を育てたいというものでしょう。 そこには、人間の考える善悪の入り込む余地はないのです。 そして、命というのは生ぬるい環境を与えられると命の根が深くならないんですね。 そこで自然はすべての命を育てたいという意志の下に、その時々の成長に必要なだけの困難を与えるというのです。 この困難を、東洋医学では”宿題”と言うそうです。 ぴったりのタイミングでその人の実力に見合った宿題を出すわけですが、一分の狂いもない自然界からはあなたにできない宿題はやってきません。」 今までも、人並みに?いろいろな事があったけれど、 確かに、それらがあったからこそ気づいたこと、今に繋がっていること。。。全てだと思っている。 今年、我が家にもまた新たな宿題が与えられたけれど、 それも、自然界が「乗り越えられる」って与えてくれたものなんだなあ。 講演会の後、本を買ったらサインしてくださった船越さん。 サインだけでなく、一人ひとりになにやらメッセージも書いてくださっている。 私に書いてくださった言葉、 それは、まさに、この講演会で私が一番印象に残っていた言葉でした。
by hidamari-bread
| 2008-07-15 22:41
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