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2006年 08月 30日
ここ数日、ずっと考えていたことがあります。
この問題について、私に出来ることって何だろう? 青森県六ヶ所村のプルトリウム再処理工場の稼動について、です。 この工場についてご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、私は会員であるNPO自然育児友の会で、友人がこの件について投稿しているのを目にするまで、「六ヶ所村」・・・聞き覚えはあるものの、正直気にも留めていませんでした。 その友人の投稿に衝撃を覚えた数日後、偶然にも(必然だったのかもしれないけれど)、関わっている生協の活動でも、この話を耳にすることが出来、改めて胸にドシン!と来たのです。 六ヶ所村のその再処理工場、来年の稼動に向けて既に試験運転が始まっているそうです。 本格的に稼動が始まると、普通の原発で1年間に放たれる放射能の量が、なんと1日で放出されるそう。 その大量に出た放射能は、大気と海水を汚染することになります。 西日本に住む私にとって、青森は遠い遠いところ。 でも、実験では六ヶ所村近辺の海でハガキを撒くと、三陸沖を通って千葉にまで流れ着いたとか。 大気だって、青森上空から通常の天気で48時間で東北全体を覆うくらいに広がるそうです。 とても恥ずかしい話、政治経済に関心が薄く、ここにいらっしゃる方はご存知のように、食にまた恥ずかしいくらい関心が強い人間=私。 でも、大好きなりんごだって、三陸沖のわかめだって、おだしをとるのに必需品の昆布だって、イタリアンで楽しむニンニクだって・・・私の生活にも青森はいっぱい。 そして、もちろん食、だけではなくて、恐ろしい放射能の汚染はもちろん、核武装をしていない日本が大量のプルトニウムを持つことによって世界がどのような目で見るのか・・・狙われる危機だってあるやもしれないそうです。 私のつたない認識と説明ではとても伝えられないので、この放送を。 坂本龍一さんが、「六ヶ所村ラプソディー」という映画を作られた監督にインタビューしています。他にもいろいろサイトはあるらしいですが、私もここを教えてもらい、まず勉強になりました。 こちらでは、反対署名も出来るそうです。 私もさせてもらいました。 巨大な資本や権力でこんなにも大事な問題が、メジャーな情報として流されないことを怖いなあと思います。 パソコンの前に座って、コレをききながら、下手なりんごの絵を描いていました。 私にできることって、何だろう? そうだ、まずはこの小さなブログに書いてみよう、と思ったのです。 長いこと、読んでくださってありがとうございました。
by hidamari-bread
| 2006-08-30 22:22
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