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2009年 10月 08日
台風一過の広島です。
昨夜は、友達から、そして入っているメーリングリストから、上関の埋め立てでとうとうブイが打ち込まれてしまったニュースが入ってきました。 いろんな感想・意見が渦巻いてますが、その渦から私もちょっと一呼吸しようと、 朝からごま塩を作ってました。 夏の終わりから食事療法を実行しているのですが、そこの食事作りはきわめてシンプル。 そんな中で一番時間をかけるのが、この「ごま塩」作りなんです。 循環農法で作られた玄米を食べてますが、 必ずこの「ごま塩」をかけてね、って教えてもらいました。 このごま塩をかけて食べると、ご飯3膳分食べることによって酸化する血液が中和されるそうです。 そして、白ゴマと黒ごまを一緒に炒って、焼き塩と共に摺るのです。 でも、力をいれちゃあいけないんだそうです。 力を入れず、ゆっくりゆっくり時間をかけて摺ることで、油が出ないで、さらさらのごま塩が完成するのです。 ええ、力を入れませんから、1時間近くは余裕でかかります。 すりこ木の回し方は、右に10回まわしたら今度は左回りに10回。 陰と、陽のバランスをとるから。 1週間に一度この作業をしていますが、ひたすらすりこ木を回していると、 アタマにいろんな事が浮かび、消え、途中からは「無」になっていきます。 今日、「無」になるには時間がかかったな。 上関のことはもちろん、 先週から、かなりきれいになってた顔(笑)が、また排毒が始まりまして。 赤いし、ボロボロです。 まあ、何度か繰り返して浄化されていくことは覚悟の上なんですけど。 油断して食事をゆるめたのもあるし(すぐ緩めてしまう私^^;)、満月の作用もあったり、月のものの前だからというのも、いろいろ思い当たります。 でも、やっぱり、サラサラのごま塩が出来上がる頃にはとっても気持ちが落ち着いて、 今の自分が出来ることの優先順位がちょっとつきました。 今、私の友人達が関わっている、上関原発建設に反対する賛同表明を2つの団体で募集していますが、 1つは、満月農園オットと、もうひとりの友人kちゃんが関わっている「上関原発を考える広島20代の会」。 もうひとつは、山口県の子育て中のお母さん達が立ち上がった「未来をつなげる生命(いのち)の会」。 この案内を、今までこういう話をしたことがなかった幼稚園ママ友や、他のつながりの友達へメールしてみました。 思ったよりも、このメールを作る作業にエネルギーが要って、やっと昼に洗濯物を干しました。 台風一過で青空も覗いて、風もあるから、昼過ぎからでも乾きそうです。 力を入れずにゆっくりと作ったごま塩が、油が浮かばずおいしいっていうのって、 いろいろな事を教えてくれてるような気がします。 そうしていると、その食事療法を教えてくれて、お野菜と玄米をいただいている「なずな農園」から今週の野菜が届きました。 会報が入っていて、読んでいると、すごくすぅぅ~っと響く、主催の「赤嶺勝人」さんの話が。 ある女性が、「これから日本は変われるんですかね~?地球はどうなるんですかね~?」と質問されたら、 赤嶺氏がこう答えたそうです。 「点と点が繋がって、線になって・・・うねりとなったときに変化がおきるんじゃぁ」って。 ひとりひとりは小さな点だけど、身近なところから、点が増えていくと、素敵ですね。 ゴマの香りに包まれた台風一過の我が家でした。
by hidamari-bread
| 2009-10-08 15:00
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